390万円の負債について任意整理して利息335万円を免れた事例

事案の概要

Ａさんは主に遊興費のために貸金業者3社からから借入を行ない、最終的に総額390万円の負債を負うにいたりました。
毎月の返済が苦しくなったＡさんは、当事務所に相談されました。

解決までの流れ

Ａさんにお話をお伺いしたところ、破産手続を行なうことができない諸事情がありました。
担当弁護士は、この点をしっかりと説明したうえでＡさんと方針を協議し任意整理での解決を図ることとしました。

コメント

債権者との交渉の結果、3社（合計約390万円）について、将来利息無し、5年60回の条件で和解を取り交わすことができました。毎月の返済額は約6.5万円です。

なお、将来利息（約定利率）を負担しながら負債総額390万円を上記条件で分割弁済しようとすると、延べ112回、利息込みで総額約725万円を支払って完済となりますので、和解を取り交わすことで利息約335万円を免れたことになります。
返済期間も約半分となっておりますので、弁護士に任意整理の手続きを依頼すると経済的利益はかなりのものとなります。