約670万円の負債について任意整理して、将来利息790万円を免れた事例
事案の概要
Aさんは、生活費や日用品購入、転職に際しての無職期間の生活費補填等のためクレジットカードの利用や金融機関からの借入を行ない、最終的に5社合計で約670万円の負債を負うに至りました。
毎月の返済が苦しくなったAさんは、当事務所に相談されました。
解決までの流れ
Aさんに債務整理の意向をお伺いしたところ、破産などの法的手続きではなく任意整理で返済していきたいとのことでした。
担当弁護士は、Aさんの収支状況等を確認したうえで、任意整理での解決を図ることとしました。
コメント
債権者との交渉の結果、5社合計約670万円について、将来利息無し、5年60回~7年84回の分割返済の条件で和解を取り交わすことができました。
毎月の返済額は約10万円です。
なお、将来利息(約定利率)を負担しながら負債総額670万円について月10万円の条件で分割弁済しようとすると、延べ146回、利息込みで総額約1460万円を支払って完済となりますので、和解を取り交わすことで利息約790万円を免れたことになります。
返済期間も半分以上短縮できておりますので、弁護士に任意整理の手続きを依頼すると経済的利益はかなりのものとなります。