約190万円の負債について任意整理を行い、将来利息159万円を免れた事例
事案の概要
持病により職を転々としていたAさんは、収入が安定しない期間について借入やクレジット払いを利用することで生計を維持せざるを得ませんでした。
その結果、負債が190万円まで膨れ上がってしまい、返済に窮することとなりました。
困ってしまったAさんは当事務所に相談されました。
解決までの流れ
Aさんに確認したところ、現在は職も安定し無理なく返済できるだけの収入を得ておりました。そのため、担当弁護士は任意整理での解決を図ることとしました。
コメント
債権者との交渉の結果、2社合計約190万円について、将来利息無し、5年60回の分割返済の条件で和解を取り交わすことができました。毎月の返済額は約3.2万円です。
なお、将来利息(約定利率)を負担しながら負債総額190万円について月3.2万円の条件で分割弁済しようとすると、延べ109回、利息込みで総額約349万円を支払って完済となりますので、和解を取り交わすことで利息約159万円を免れたことになります。
返済期間も半分近く短縮できておりますので、弁護士に任意整理の手続きを依頼することで得られる経済的利益はかなりのものとなります。