依頼者が、共同創業者からお金を取り返すことができた事例

事案の概要

Aさんは、BさんとC合同会社(以下「C社」)を設立しました。
設立から数年後、AさんはC社のために懸命に受注先を増やしていましたが、お金を管理するBさんによると、C社の経営は苦しいとのことでした。
Aさんは、Bさんから頼まれ、Bさんに対し、C社の運転資金として多額のお金を貸しました。
Aさんは、受注件数からすると、C社の経営が苦しいはずはなく、BさんがC社のお金を横領しているのではないかと疑い、Bさんを問い詰めました。
Bさんは、Aさんとの話し合いでは横領を認めていましたが、その後、代理人を付け、横領したこととAさんからお金を借りたことを否認し始めました。
困ったAさんは、当事務所に相談に来られました。

解決までの流れ

当事務所の弁護士は、C社の財務資料やAさんとBさんとのやり取りを精査した上、Bさんの代理人に対し、AさんのC社からの退社とAさんがBさんに貸したお金の返還を求めました。
Bさんは代理人を通じてこれを拒否したため、Aさんは訴訟を提起しました。
裁判官は、Bさんが横領したこと、Bさんがお金を借りたことを前提に話を進め、BさんとC社がAさんに対し和解金を支払うこと、Aさんの退社を認めることを内容とする和解が成立しました。

コメント

共同創業者間でお金のことで揉めることはよくあります。そのような時、弁護士にご相談いただくことで、解決が可能になります。
Aさんは、弁護士に依頼することで、満足のいく結果を得ることができました。

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